手持ちスリットランプ(細隙顕微鏡)
 

「目に異常があったときはまずはこちらで観察します」

  • 目の表面を観察する顕微鏡です。
    画面左の黒いところから光が出て、観察する部分を明るく照らします。
    さらにその光は1mmくらいの太さの線状の光にすることができるため、角膜などの表面構造や水晶体などの内部構造を観察し、どの部分に異常があるのかを観察できます。

    まずはこちらでおおよその観察を行い、次に染色液を微量に点眼して、角膜に傷が付いていないかどうか確認するという感じで目の診察が進んでいきます。

    肉眼で気づかないような異常も見つけることができます。
    とても便利です。

 
眼圧計

「目玉の圧力を測定する装置です。」

  • 点眼麻酔をして、左側の水色の部分を黒目に軽く何度か接触させて測定します

    犬の緑内障は十中八九眼圧が上昇します。
    目の奥の前部ぶどう膜が炎症を起こすと、逆に眼圧が低下します。

    緑内障も、前部ぶどう膜炎もいずれもよく見られる病気であります。
    特に緑内障は、気づくの遅いと1日で失明してしまうかもしれません。
    前部ぶどう膜炎も、治療をしないで時間が経過すると緑内障に進行してしまいます。
    目に異常があるときは早めに対応するのが大事になります。

    明日ではダメなのです!!

 
 
双眼倒像鏡と非球面レンズ
 

「網膜の様子を観察する装置」

  • 目の奥の眼底(網膜)を立体的に観察する道具です。
    奥にある装置を頭にかぶり、手前にあるレンズを見たい目の近くに配置して目をのぞき込みます。
    両目で見られるので立体的に観察できます。

    緑内障では網膜にある視神経乳頭(目の裏から脳に伸びる神経が生えているところ)というところが、眼圧の上昇により陥没します。
    立体視できるのでそういったところまで観察できます。